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12日の為替取引
12日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は手掛かり材料難から103円台前半でもみ合い商状が続いている。午後3時現在は、1ドル=103円32―35銭と前週末(午後5時、103円08―11銭)比24銭のドル高・円安。
前週の米保険大手AIGの大幅赤字転落などをきっかけに金融懸念が台頭しドル売り優勢の展開が続いているが、週明けの東京市場もこの地合いを引き継いで始まった。しかし、仲値後はポジション調整などからドルを徐々に買い戻す動きが強まった。これで一時103円49銭まで上昇、本日の寄り付き段階からは90銭近く値を上げたがドル買いの勢いも続かず、103円台半ばで上値を抑えられた格好となり、その後は103円台前半に押し戻され小動きが続いている。きょうは特に材料視されそうな経済指標の発表なども無く、しばらくは方向感を探る神経質な展開が続きそうだ。
午後3時現在のユーロは対円でやや軟化し、1ユーロ=159円10―13銭(前週末午後5時、159円43―47銭)、対ドルで1ユーロ=1.5394―1.5397ドル(同1.5465―1.5468ドル)。
2日の東京外国為替市場
2日の東京外国為替市場では、豪ドル・円が堅調、97円台半ばまで上げた。3月豪小売売上高が前月比0.5%増と事前予想の0.3%増を上回り豪利下げ観測が後退、豪ドル買いにつながった。ドル・円はジリ高、1ドル=104円70銭近辺まで上昇した。平均株価が300円超高、リスク回避志向後退を受けた円売りや、仲値にかけてのドル買い需要が材料視された。ただ、「104円後半に輸出やオプションに絡むドル売り注文が並んでいる」(大手邦銀)といい、上値を追う動きは見られなかった。米現地時間2日発表の4月米雇用統計は「非農業部門雇用者数が市場予想(7万5000人減)から悪化する可能性がある」(邦銀)といい、テクニカルのフシが控える1ドル=103円台前半程度までの調整を予想する向きが多い。
22日の為替取引
22日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は反落した。米国経済の先行き不透明感が改めて意識され、ドル売り・円買いが誘われた。午後5時現在は1ドル=103円17―20銭と前日(午後5時、103円31―34銭)比14銭のドル安・円高で推移している。
米銀行大手の決算で業績が予想を下回るなどしたことでドル売りが優勢となり、ドル円は一時102円78銭まで下落。その後も103円を挟んだ水準で取引された。
米国経済の先行きについて、市場では「企業の資金調達に伴って金利が下げ止まれば、企業業績が圧迫され、金融機関の貸し倒れリスクも高まるとの懸念が出始めている」(欧州系銀行)との指摘が聞かれた。「先週に外貨を買って円を売る動きがかなり活発化した反動も出ている」(邦銀)との見方もあった。
またユーロドルが午後に一時1ユーロ=1.58ドル台前半まで売られたことに関して「中国・ロシア系の投機筋によるストップロス狙いの動き」(前出の欧州系銀行)との見方があった。「産油国のレファレンスレート算出方法変更に関するうわさが伝わり、ユーロ売りが誘われたもようだ」(前出の邦銀)との声も聞かれた。
ユーロは対円で下落。午後5時現在、1ユーロ=163円81―86銭(前日午後5時、164円09―12銭)、対ドルで1ユーロ=1.5883―1.5886ドル(同、1.5880―1.5883ドル)。(了)
為替市場 18日
17日のロンドン市場にてポンド全面高へ。
英政府の住宅金融対策が来週早々に発表という報道があり、ポンド買いが一気に加速。
FinancialTimesは英中銀が英国の住宅ローン担保証券を1-3年の期間、
英国債と交換する可能性があると報じました。
ただ、英中銀はバランスシートにリスクを取り込むことはしないと、
報道を否定していますが真相は来週頭に。
一方ユーロもポンド高につられて1.5980ドル超えの史上最高値更新が見られましたが、
ユンケル・ルクセンブルグ首相兼財務相(ユーログループ議長)の
ユーロ高牽制の発言により、ユーロは売られる展開へ。
17日NY市場では悪材料の連続もドル円上昇。
注目された米大手証券メリルリンチの決算は市場予想よりも悪化したものの
市場に驚きを与えるものにはならず影響は限定的でした。
また新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数も弱い結果でしたが、
ドル売り、円買いは一時的ですぐにドルは上昇に転じました。
ドル円は102円割れを見せる場面もありましたが102円後半まで上昇。
ポンドもNY時間には更に買われポンドドルは1.97ドルから1.99ドルまで上昇し、
ポンド円に関しては201円割れから204円までと大幅に買われました。
18日の東京市場ではNY時間からの流れを継続。
ドル円はやや下落し11時現在は102.50円台あたり。
昨晩のメリルリンチ決算、雇用指数、景気関連指数の悪化に対し
市場は全く無視の展開となりました。
今晩発表のシティグループ決算もかなり悪い結果が予想されていますが、
市場はどのように受け止めるのでしょうか。
シティ決算も影響が限定的であれば、
ドル売り、円買いトレンドの転換の可能性も頭に入れたいと思います。
為替市場 17日
16日のNY為替市場はドル買い・円売りが優勢となりました。
東京、ロンドン時間ではドル売りが続いていましたが、
米大手銀行ウェルファーゴやコカコーラの決算が良かったこと、
またJPモルガンチェースも弱いなりにも市場予想範囲に収まったことから
金融信用不安の懸念が後退しドル買い、円売りへと転換していきました。
更には、株式市場もダウ平均が250ドル超の上昇をみせたことで、
リスク回避の動きも後退し円売りが優勢となりドル円は101円台後半まで上昇しました。
しかし、ドルは対円以外では軟調さが拭えない状況。
昨晩発表されたユーロ圏の消費者物価(HICP)はインフレ懸念を示したものの、
米消費者物価(CPI)は落ち着きも示していました。
また住宅指標も弱い状態が続いており、
FRBの次回FOMCでの利下げ観測は依然として強く、
欧米の金利差拡大を印象づけ、ユーロドルなどは史上最高値を更新しました。
また余談ですが、
米JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は
16日の決算発表後、金融機関の買収はベアー・スターンズでいったん終了かとの
一部記者団からの質問に対して「違う」と答え、
今後も地銀などの買収を模索する可能性を示唆したと米報道機関が報じています。
今回のサブプライム関連問題を契機に、米銀の中でも明暗が分かれているようです。
本日の東京市場ではドル買い継続。
NY時間からのドル買いを引き継ぎ、一時102円目前まで上昇しましたが、
手前にて跳ね返されており、11時現在も101.95円あたりで102円をトライしている状況。
日経平均は寄付きより大幅に上昇しており、
前日比306円高の13,452円にて前場を引けています。
しかし、この影響もドル買いには限定的となっており、
今晩発表の米銀大手メリルリンチの決算待ちの雰囲気もあるようです。
また、メリルリンチは本日の決算で60-80億ドル(6,000~8,000億円)の追加損失計上との
報道がウォールストリートジャーナル(WSJ)から出ていますが、結果はどうでしょうか。
市場予想より大きな追加損失が発表されれば、
急速なドル売りが始まる可能性は高く、注目です。
為替市場 16日
15日NY時間の為替市場でドル買い、円売りが強まる。
米金融大手ステートストリートや
ヘルスケア大手ジョンソン&ジョンソンの好決算に加え、
ニューヨーク連銀製造業景気指数の予想外のプラスなどにおされドル高円安が進行。
ドル円は101.80近辺まで買いが進みました。
ユーロドルが1.57台半ばまで売り込まれるなど
ドルはほぼ全面高の様相に。
好調な決算や経済指標結果を受けて
株式市場が堅調になったことも、ドル高円安の材料となったようです。
ただ、損益が予想以上であったステートストリートは
未実現損失が明らかになったことなどから
その後売りが先行するなどしたこともあり、
ドル高は一時伸び悩む一面もありました。
16日東京外国為替市場にてドル円相場は小幅安。
昨晩NY時間からのドル買いを引き継ぎ朝方に一時101.90円台を付ける場面もありましたが、
その後は米系金融機関の決算発表が控えていることや
本邦輸出筋からのドル売りにより上値を抑えられ101.50円台まで値を下げました。
15時現在ではやや持ち直し101.60円台あたり。
本日NY時間には注目米銀の第1四半期決算発表に加え、
米消費者物価指数(CPI)や米住宅着工件数の発表など目白押しとなっています。
ベア・スターンズを救済したJPモルガンと米銀大手ウェルズ・ファーゴの決算発表は
弱めになると市場からは予想されていますが、
メリルリンチやシティグループに比べ財務面にて健全とされていますので、
大規模な信用損失や評価損を計上して市場を脅かす可能性は少ないとの見方が
大勢を占めています。
またCPIが予想を上回る上昇を示せば、
米連邦準備理事会(FRB)がリセッションを未然に防ぐために
追加利下げを決定するとの見方が後退する可能性もありそう。
さらに本日はFRBの地区連銀景況報告(ベージュブック)が公表されます。
4月末開催予定の連邦公開市場委員会(FOMC)にて今のところ
0.25%の追加利下げとの観測が広がっていますがこのベージュブックの内容によっては
変化する可能性もあり、注目が集まっています。
本日から週末にかけて
今月の山場が本格的に始まろうとしています。
為替市場 15日
14日の欧州時間にて欧州株価が下げ止まり、
その後反転すると東京時間より継続していたドル安円買いの動きも反転しました。
ドル円は100.50円割れから101.20円付近まで回復。
そこに飛び込んできたのは今週金曜日に発表予定であった米大手銀行ワコビアの決算。
赤字が懸念されていたワコビアの決算は予想を下回る悪いものであり、
公募増資を通じた資本増強を計画しているというものでした。
※ワコビア:資産規模全米4位の金融機関
ドルは全面安となり、ユーロドルはロンドン朝方には1.5700ドルだったものが、
1.5880ドル付近まで大きくユーロ買い、ドル売りとなりました。
しかし、NY時間に発表となった
米3月小売売上高が予想を上回る結果となりドル売りは一服しました。
ドル円は101円を回復しましたが、ユーロドルに関しては1.58ドル台を維持するなど
ドル買いが優勢までには至りませんでした。
15日の東京外国為替市場では
日経平均が午後前より前日比プラスに転じたことで、
ドル買いが起こり一時101.40円台まで上昇しました。
しかし、引けにかけて上げ幅を縮小させたことで、
ドル円もやや売りこまれ15時現在のドル円は101.10円近辺。
明後日のメリルリンチ決算発表までは動きは薄そう。
為替市場 14日
先週金曜日、11日のNY為替市場にてドルは大幅安。
GE(ゼネラル・エレクトリック)の第1四半期決算が発表されるも
11%の利益減、通期見通しの下方修正など弱いものでした。
コングロマリットであるGEの決算の悪化は
明らかに金融部門の損失が足を引っ張ったことによるもので、
今週予定される金融機関決算も弱めになるとの見方が広がりました。
また、米金融機関のベア・スターンズが決算を延期、
12-2月期収益の大幅減少を表明したことを背景に
米企業業績への不信感が一気に高まったことも加わり、
ドル売り円買いが強まる展開へ。
ドル円は、102円台から100.70円割れまで売り込まれ、
ユーロは、GEの決算を受けてのユーロ買いドル売りに加え
ユーロポンドでの買いなども入りました。
クロス円全面安の中、ユーロ円も頭が抑えられましたが対ドルではしっかり。
ポンド円も売り込まれは198.50近辺という展開に。
G7開幕を控え見通しなどがいろいろと出ていたこともあり、
昼頃からは動きが一服し、様子見ムードが強まりました。
本日14日の外国為替市場ではドル買い。
週末のG7声明において「前回の会合以来、主要通貨での急激な変動が
経済・金融の安定性に与える影響について懸念している」との
ドル安牽制と取れる発言により早朝から一気にドル買いが目立つ動きに。
ドル円は100円台後半から101.40近辺に跳ね上がってのスタート。
しかし、それ以上のドル買いの理由もないため上値も重く13時現在で101.10円台あたり。
ドル円以外でのドル買いはより顕著で、ユーロドルは1.5830から1.57割れでスタートし、
大幅なドル高の動きで始まり、現在は1.570ドル台にて推移。
いよいよ今週は米金融機関の決算発表。
先週のGEが象徴するようにいくつかの金融機関はかなり悪そう。
8日にIMF(国際通貨基金)が発表したのは、
全世界のサブプライム関連の損失が約1兆ドルに上るという見通しでしたが、
これまでに損失計上された累計額は約2,300億ドル程度。
今後これまでに計上済みの損失の数倍にあたる損失が表面化する可能性が高いと。
特にメリルリンチとシティグループの2社は追加損失計上が確定的か。
ドル円、ポンド円は売り優勢。
明日もしくは、明後日までに仕込んで17日からの動向を見守りたいと思います。
☆決算発表予定日☆
・4月17日
メリルリンチ
・4月18日
シティグループ