為替市場 14日

先週金曜日、11日のNY為替市場にてドルは大幅安。
GE(ゼネラル・エレクトリック)の第1四半期決算が発表されるも
11%の利益減、通期見通しの下方修正など弱いものでした。
コングロマリットであるGEの決算の悪化は
明らかに金融部門の損失が足を引っ張ったことによるもので、
今週予定される金融機関決算も弱めになるとの見方が広がりました。
また、米金融機関のベア・スターンズが決算を延期、
12-2月期収益の大幅減少を表明したことを背景に
米企業業績への不信感が一気に高まったことも加わり、
ドル売り円買いが強まる展開へ。

ドル円は、102円台から100.70円割れまで売り込まれ、
ユーロは、GEの決算を受けてのユーロ買いドル売りに加え
ユーロポンドでの買いなども入りました。
クロス円全面安の中、ユーロ円も頭が抑えられましたが対ドルではしっかり。
ポンド円も売り込まれは198.50近辺という展開に。

G7開幕を控え見通しなどがいろいろと出ていたこともあり、
昼頃からは動きが一服し、様子見ムードが強まりました。


本日14日の外国為替市場ではドル買い。
週末のG7声明において「前回の会合以来、主要通貨での急激な変動が
経済・金融の安定性に与える影響について懸念している」との
ドル安牽制と取れる発言により早朝から一気にドル買いが目立つ動きに。
ドル円は100円台後半から101.40近辺に跳ね上がってのスタート。
しかし、それ以上のドル買いの理由もないため上値も重く13時現在で101.10円台あたり。
ドル円以外でのドル買いはより顕著で、ユーロドルは1.5830から1.57割れでスタートし、
大幅なドル高の動きで始まり、現在は1.570ドル台にて推移。

いよいよ今週は米金融機関の決算発表。
先週のGEが象徴するようにいくつかの金融機関はかなり悪そう。

8日にIMF(国際通貨基金)が発表したのは、
全世界のサブプライム関連の損失が約1兆ドルに上るという見通しでしたが、
これまでに損失計上された累計額は約2,300億ドル程度。
今後これまでに計上済みの損失の数倍にあたる損失が表面化する可能性が高いと。

特にメリルリンチとシティグループの2社は追加損失計上が確定的か。
ドル円、ポンド円は売り優勢。
明日もしくは、明後日までに仕込んで17日からの動向を見守りたいと思います。

☆決算発表予定日☆
・4月17日
メリルリンチ
・4月18日
シティグループ

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