4日為替取引
4日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、バーナンキFRB議長のドル安懸念発言を受けてドル買い・円売りが優勢となった流れで、104円台後半から105円台前半の水準で取引された。午後5時現在は1ドル=104円87―90銭と前日(午後5時、104円24―27銭)比63銭のドル高・円安。
ドルは実需の売りなどもあり一時104円95銭まで下落したものの、全体としては105円台前半を中心とした小幅な値動きに終始。夕方、海外勢が参入するとドルは104円台後半へと下落した。
市場では「(前日海外時間に)派手に動いたこともあり、東京時間はどの通貨ペアも静かだった」(欧州系銀行)との声が聞かれた。「FRB議長の発言で、市場参加者は非常に神経質になっている。4日発表のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告、5月の米ISM非製造業景況指数の発表にはしっかりと売り買いで反応するだろう」(同)との予測もあった。
また「(低調な内容が予想される)米経済の重要指標や米証券などの決算を控え、市場参加者はドル買いに懐疑的な部分があり上値が重くなった」(国内証券)との見方も聞かれた。「好調な重要指標が出たときに102円50銭―105円50銭のレンジの上値近辺にドル円の値があれば、レンジを抜ける可能性がある。目先の注目は6日の米雇用統計」(同)という。
ユーロは対円で下落。午後5時現在、1ユーロ=161円91―94銭(前日午後5時、162円46―50銭)、対ドルで1ユーロ=1.5438―1.5441ドル(同1.5584―1.5587ドル)。
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